イラチは京都と大阪で違うの?微妙な違いを直接京都人に聞いてみた!

イラチというと関西の方がせっかちという意味で使う方言的な言葉ですが、同じ関西人である「京都」と「大阪」でもイラチの細かい意味やニュアンスが微妙に違うらしいのです。

※イラチとせっかちも微妙に違いますので、こちらを参考にしてみてください。

そこで、その真偽を確かめるべく、ネット上で募集したリアル京都人の方に「京都」と「大阪」のイラチの違いについて聞いてみましたので、ご紹介していきますね。

イラチな京都人と大阪人とでどう違う?

せっかちな人かイライラしている人に対してか

大阪で使うイラチは、気が短く「せっかちな人」に対して使っているように見えます。

京都でいうイラチは、「イライラしている人」を表す時に使うことが多いです。

自分に対してか相手に対してか

大阪のイラチは、自分にイライラして、声を荒げたり物に当たっている人に対して使うことが多いイメージです。

京都でいうイラチは、のんびりしている人などを相手にしてイライラして遠回しに、後から考えたら嫌みだったかもしれないなと思うような感じで言ってくるイメージがあるようです。

表に出すか内に秘めるか

大阪でイラチと言われる人は、感情的ですぐにイライラして舌打ちや暴言を吐いてキレる人が多いです。

京都でいうイラチな人というのは、自分の目の前にいる嫌な人に対して、言葉には出さず、静かに態度でイライラしているのが分かる人という違いがあります。

大阪は一瞬で治まるが京都は長引く

大阪のイラチは、イライラは突発的で短期間に爆発して、カラっと明るく終わる傾向が見られます。

一方、京都のイラチは、ジリジリとイライラが長引くような陰湿な印象があります。

ポジティブな意味とネガティブな意味の違い

大阪と京都でイラチに対するイメージが違います。

大阪で言うイラチのイメージは、ポジティブな意味合いが強く、せっかちな人に対して「お前イラチやなー」というように人をいじる時や冗談で言うことが多いです。

一方で京都のイラチを使う時はネガティブな印象で、迷惑をかける人などに「イラチな人やわ」と言って使われているようです。

ニュアンスの違い

大阪で使われるイラチは、明るいキャラとして認められていて「イラチだけどなんだか憎めない人」というニュアンス。正直で素直な人といった印象です。

また、京都で使われているイラチは、神経質ですぐにイライラする人を表していてマイナスなイメージがあります。人付き合いが苦手な人が多い印象です。

京都と大阪でのイラチの違いを聞いてみて

なるほど、同じイラチでも京都と大阪では使い方に違いがあったとは驚きです。

大阪では、ポジティブなイメージで「あいつイラチやな」で使うケースもあるみたいですが、京都ではイライラしていてちょっとマイナスなイメージなのが、京都のイラチなのかもしれないですね。

やはり、大阪と京都で微妙にイラチの使い方が違いましたね。

大阪や京都の方に対しての「イラチ」という言葉は、ちょっとしたニュアンスや意味合いが変わってしまうので、しっかり確認して使った方が良いかもしれないですね。

イラチという言葉を扱う時はくれぐれも気を付けてくださいね。